糖尿病 水やお茶

糖尿病対策の第一歩。水やお茶しか飲まない。

既に糖尿病で苦しんでいる方も、現在自身は糖尿ではないが、気になる方にとって最も簡単で有効な糖尿病対策がある。それは、清涼飲料水や砂糖入りのコーヒーなどを一切飲まなくすることである。

重度の糖尿病の方はすでにこれらの飲み物を避けているだろう。
実践していただきたいのは、糖尿病が軽度であったり、現在は糖尿病ではないが対策をしておきたいと考える方々だ。

自動販売機などで買える飲み物の大半には糖分が含まれている。炭酸飲料、果物ジュース、缶コーヒー、加糖の紅茶、スポーツドリンク。
まずはこういった飲み物を飲むことを一切やめる。

また、糖分が入っていなくとも、人工甘味料で甘さを加えた飲み物も注意だ。
脳が甘みに反応してインスリンを以上分泌させるおそれがある。

飲み物は基本的に糖分の入っていない水やお茶を飲むようにしてほしい。
飲んでも良い飲み物が水とお茶に限られるなんて、なんとも楽しみが少なくて窮屈だ、と思われるかもしれない。

しかし世の中には何十種類ものお茶がある。
緑茶、紅茶と大雑把に分けてみても、いろんな品種の緑茶、紅茶があるし、
製法によってウーロン茶やプーアール茶になったりもする。中国茶は種類が豊富である。

またハーブティーもたくさん種類があって、身体に対する効能も様々だ。
マテ茶、ルイボスティー、ペパーミントティー、カモミールティー、挙げればきりがないほど。

これだけお茶にはさまざまなものがあるのだから、飲み物を楽しむのには困らない。
必ずしも、自動販売機やコンビニで売られている清涼飲料水の中からお気に入りを見つけ出す必要はないのだ。

糖尿病の「地獄の悪循環」を避けるために

糖尿病の症状に、「異常に喉が渇いたように感じる」というものがある。血液中の糖分が多く、糖分は水分を保持しようとする性質があるため、身体が水分を欲してしまう。

こういった場合に、糖分の入った飲料を飲んでしまうと、さらに身体に水分が必要となる。
喉が渇くから飲むのに、さらに喉が渇き、どんどん血中の糖分が増え続けるという地獄の悪循環がはじまる。

そうならないためにも、日頃から糖分の入っていない水やお茶を飲むようにしたい。
糖分の入った飲み物は高刺激な満足感や快感をもたらす。一方でその代償は大きい。

水やお茶の自然な清涼感や香りを楽しみながら、糖尿病対策をしよう。

糖尿病と飲み物

糖尿病の知識