糖尿病はなぜ怖いか

糖尿病はなぜ怖いか

糖尿病が怖い理由。それは合併症があるからだと思う。
ただ単に、高血糖で、血中のグルコースが濃度が高い、それだけだったら別に何の問題もない。

「高血糖?だから?」で済んでしまう。それで済まない原因が合併症である。
血中の糖分が高いことによって、まず障害を起こすのが血管だ。糖分は血管を傷つける。正確には糖分が直接血管の壁に傷をつけるのではなく、糖分が存在することによる「酸化ストレス」というものにより血管がダメージを受ける。詳しくはわからないためここらへんで酸化ストレスについてはやめておく。

血管が高血糖により弱るとどうなるか。例をあげると、動脈硬化・脳梗塞・失明。いずれも、血管が破れることで神経に障害を与えるという点で危険である。

合併症はさらなる合併症を生み出す

そして何より怖いのが、ドミノ倒しのように一つの病が新たな病を生み、新たな病が更なる病を生んでいく、身体が蝕まれていくという状態である。糖尿病は、一番先端にあるドミノと言っていいかもしれない。

例えば高血糖によって発症した動脈硬化。血管の壁が硬くなり弾力が失われた状態である。
壁には血液を流れる脂肪分が固まり、血液は流れにくくなる。動脈硬化は心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患を生み出す。

狭心症はさらに不整脈などの心疾患を生み出す。

暗いからやめよう

暗く怖い話になってしまった。暗い気分は健康に悪いから、現実を見ながらもノーテンキでいよう。
寿命が必要だと感じるのであれば、することは、とにかく医学に従うこと。一人の医師ではなく、西洋・東洋それぞれの「医学」に従う。

楽しくいきたいだけなのであれば、気にせず遊ぶのがいちばんいい。人は健康になるために生きているわけではない。

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