糖尿病と栄養ドリンク

糖尿病と栄養ドリンク

栄養ドリンクは、力を振り絞りたいときや、疲れたけどまだ働かなければならないときなどに役に立つ。
その効果を担っているのはほとんど、栄養ドリンクに含まれている無水カフェインである。

カフェインは覚醒作用の強い物質で、ニコチンやコカインやモルヒネなどの仲間のアルカロイド系だ。もちろん、禁止される薬物ではない。依存性は高いが、効果は一時的なものである。

糖分の多い栄養ドリンク

糖尿病と栄養ドリンクの関係で気になるのはやはりその糖分である。
栄養ドリンクは、基本的に甘い。糖分が含まれていて、味も調えられてある。

栄養ドリンクは滋養強壮の効果が求められているため、人間のエネルギー源である糖質がたくさんふくまれているのは当たり前の事だろうが、しかし、糖尿病には悪影響があるといえそうだ。

例えば、日本での栄養ドリンクの中心的存在?であるリポビタンDは、一本に約角砂糖5,6個分の糖分が入っている。

栄養ドリンクは、通常チビチビ飲んで味を楽しむものではない。むしろ、ヨッシャヤルゾ!っていうような勢いで、グビグビと飲み干す。こんな勢いで、角砂糖5,6個分をイッキに摂取すると、血糖値の上昇も急激になり、糖尿病にはひどく悪いだろう。

現在糖尿病じゃない人でも

糖尿病への影響という点では、栄養ドリンクは悪名高い。
驚いたのは、糖尿病患者ではない人でも、栄養ドリンクを飲み続けることで糖尿病になるかもしれないということだ。

聞いた話だが、毎日栄養ドリンクを飲み続けたことが原因で、糖尿病になり、入院する羽目になった人がいるらしい。

栄養ドリンクは、本当に人間を動かすために作られた飲み物だ。
糖尿病とは話がずれるが、一時間に4本以上栄養ドリンクを飲むと死のリスクがあるという話もある。

覚醒のカフェイン、ガソリンとしての大量の糖分。
現在糖尿病ではない人も、栄養ドリンクの飲用には注意していただきたい。

糖尿病と飲み物

糖尿病の知識